
今年2020年からは小学校でプログラミングが必須化されると発表がありました。
自分はウェブサイトを開発する仕事をしているので、毎日仕事でコードを書いています。
いつかは、こどもにもプログラミングを教えたいとは思っていましたが、先日いきなりプログラミングを学びたいと言ってきました!
ちょっとびっくりでしたが、普段「マインクラフト」という少しプログラミングの要素が入ったゲームをやっているので、納得でした。
この記事では、こどもに限らず「プログラミングを学びたいけど、どこから始めたら良いか分からない」と思われる方々に、私がおすすめしたい学び方を共有したいと思います。
難しく考えない
私にとってプログラミングはとにかく難しいイメージでした。
実際プログラミングの本は、みんな分厚いですし、簡単な内容じゃないので、入っていくのに結構な覚悟が要ると思います。
こどもの場合、よっぽど集中力のあるお子さんじゃないと、本で入るのは無理があると思います。
本にもよりますけどね…
そこで、私がプログラミングの勉強をして感じたことは、最初は「遊び感覚で始めた方が良い
」とのことです。
プログラミングをゲームの感覚で覚える
遊び感覚で学ぶやり方として、うちの場合ゲームを通してプログラミングを学ばせたいと思いました。
ただ、いきなり1からゲームを作ることは出来ないので、何か段階的にステップを踏めるやり方はないかなと思って、色々ウェブサイトを調べてみました。
調べた結果、code.orgという素晴らしいウェブサイトに出会いました。
このサイトでは、プログラミングをゲーム感覚で楽しく学ぼうという姿勢を実際にとっていて、楽しくプログラミングを学べる良質なコンテンツが数多く見られます。
後で気がつきましたが、実はこのウェブサイトは前にも聞いたことがあって、世界で有名なあのマイクロソフトのビール・ゲーツさんも支援をしているウェブサイトです。
このウェブサイトの凄いところは、優秀な様々なコンテンツを提供されているのに、広告も無く無料で利用
できることです。
しかも日本語もあります!!
プログラミングは、今を含めて将来的も需要が高いとされる技術なとこから、世界の企業から支援をもらって運営されているサイトなので利用者側も安心ですね。

↑このように世界のトップ企業から支援を受けて無料での運営が可能となっているようです。
無料アカウントを作る

↑このページから無料アカウントが作れます。
こどもはそもそもメールアドレスを持ってないと思うので、親が代わりにアカウントを作る形になっています。
アカウントが出来たら、初期設定が何個かありますが、そこでこどもの年齢や、自分との関係などを設定できます。
年齢に対して勧められるコンテンツが変わっていく
仕組みがと思いますので、しっかり設定をしましょう。
興味のあるところから始めよう

うちの場合は、マインクラフトの教育コンテンツを狙ってアカウントを作ってるので、まずマインクラフトを探してみました。
まず「コースカタログ」のメニューをクリックすると大体のコンテンツが見られます。
他にもたくさんある中で、ここからは私たちが利用したことがある「アワーオブコード」のマインクラフトを探ってみたいと思います。

↑「アワーオブコード」のマインクラフトをクリックすると、このページに移動します。
そこで「Minecraftアドベンチャー」をクリックしてください。

↑ここからコースが始まります。
最初は短い動画からになってますが、サイトが日本語設定になっているとこで、動画も日本語の字幕が出るようになっています。
いいですよね!
動画は、実際にマインクラフトを作った開発者さんたちからの説明があって、分かりやすいですし関心も持てるので非常に良かったです。

↑最初の動画が終わると、いよいよコースの始まりです。
コースはステップ形式になっていて、各ステップに与えられたミッションをクリアすると次のステップに進められます。
上の画像は最初のステップの様子でして、与えられた動作のブロックで羊に近づけるのがミッションになっています。
- ブロック:前に進む、左にまがるなどの動作の材料
- ワークスペース:ブロックをに順番に並べてるスペース
- 実行:このボタンを押すと、並べたブロックの実際の動きをゲーム画面から確認できる
普通のゲームだったら、方向キーでキャラクターを動かして羊に近づけるわけですが、ここではプログラミングの「自動化」
について教えているので、いちいち方向キーを押して手動で動かすのではなく、動作ブロックを正しい順番で並べて、並べた通りに自動でキャラクターを動かす方法を学んでいくわけです。
コードを書けなくても、プログラミングの概念が学べるのは本当に素晴らしい。

↑「コードの表示」のボタンを押すと、並べたブロックが実際のコードとして見られます。
最初は非常に簡単ですが、どんどん難しくなって面白くなりますよ!
プログラミングの概念がわかるようになる
プログラミングって言葉ではみんな聞いたことがあっても、実際に説明してって言われたら戸惑われる方もおられると思います。
実際のプログラミングも、このゲームで与えられたミッションをブロックを並べてクリアして行くような仕組みになっています。
無人でサービスを提供する機械は、みんなそれぞれのプログラミングが入っています。
たとえば、自動販売機の場合、おそらくこのようなプログラミングの処理をされてると思います。
- お金が入ってきたら、ちゃんとしたお金かを確認した上で、金額を読み取る
- お客がドリンクのボタンを押したら、選んだドリンクに対して充分なお金が入ってるかを確認する
- お金が足りない場合、販売を成立させないで、そのままある時間がたったら、自動でお金を返す
- お金が足りた場合、ドリンクを落として、おつりなどの処理をする
- 在庫のデータをアップデートして、プログラムをリセットする
実際の自動販売機のプログラムとは程遠いと思いますが、このようにプログラムは人が考えて決めた動作の並びです。
こういったプログラミングをゲームで学べるcode.orgは、本当に知らないと損する素晴らしい学び場です!
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