今まで広角レンズとして持っていたSONYの16-35mm F4。
手振れ補正も付いていて良いレンズだけど、気が向けばここ最近ほとんど出番がなかった。
コロナ禍で出かける機会がなかったので当たり前かもしれないけど、他のレンズは使っているのやっぱり使用頻度は低い。
16-35mmの出番が少なかった大きい理由のひとつあげると、解放F値が4であることに違いない。
室内でカメラを使うことが多いのでやっぱりもう少し明るいレンズが欲しい。
そこで色んな動画を見ているうちに24mm f1.4のG Masterレンズが気になりはじめました。
16-35mmの画角の中でよく使っていた画角は24mmか35mmだったし、35mmの単焦点は既に持っている。
じゃー16-35mmを売ってその代わりに24GMってどうかな?と自分を納得しはじめる。。。
結果、人生初のGMレンズを買ってしまうことになりました!
この記事では24mm F1.4 GMに魅了されたいくつかのポイントと少し残念だったところも語りたいと思います!
実物以上の表現力
GMレンズだけあるので一番気になるのはやっぱり解像度です。
Gレンズは24-105mm F4と70-200 F4を使ったことがあったのでそれは超えるだろうと予想はしたものの、
今まで使ってきたレンズに比べてここまで描写ができるとは思いませんでした。
下の写真は実際に見たものより色がはっきりしていて撮るときはちょっとびっくりでした。
漏出、暗部などを少しいじっただけで殆ど撮って出しの写真です。


風景はより鮮明に、食べ物はより美味しく写るので使っていて楽しい〜
撮って出しの色が綺麗なので、後で色を触らなくて済むので手間が減って便利!
開放F1.4の解像度
今まで使っていた単焦点レンズはどうしても開放ではすこしピントの甘い画になっていた。
いくらGMレンズとはいえF1.4の開放ではそこまで期待はなかったもののその期待を軽く上回る。とにかくシャープな画が撮れる。
実は今まで開放F1.4のレンズを使うのはオールドレンズ以外は初めてです。
24GMは開放も素晴らしいとよく耳にしたのだが、実際に体験できてなるほどと思いました。





ズームレンズなみの万能性
画角をより自由に変えられることで万能とされるのがズームレンズ。
24GMレンズは単焦点ですが開放のF値が1.4あるので違う意味で万能レンズだと自分では呼んでいますw。
明るいレンズはとにかく場所を選ばないですね。
開放で撮ってもしっかりと写るのでF1.4を満遍に活かすことができます。
開放F1.8のレンズでも結局F2くらいに絞らないと写りがあまくなるレンズをたくさん使ってきたので、F1.4でこの解像度はさすがだと思います。
画角に関してもa7cにはSuper35モードの機能があるので、24GMを35mmとしても使うこともできます。
24mmと35mmは映像ではメインと言えるくらいによく使われる画角なので、こういった万能性から映像クリエーター達に愛用されるんだと思います。

GMとしてはまだ手が出せる価格
G Masterはソニーの最高級ライナップのレンズ。
その中で24mm F1.4 GMは中古を14万円くらいでいい状態の物が買える。
他のGMレンズは大体20万円を超える一方でこれはまだ手が出せる値段かと思いますね。

今までGMレンズを検討しなかったのは値段もそうですが、とにかく重たいというのも大きい理由のひとつでした。
ボディはせっかくコンパクトなのにレンズが大きくバランスが良くないという印象が強くありました。
しかし24mmはGMレンズの中では一番小さい方で重さも400gちょっとなので、まだギリギリのところで購入に抵抗が少なかったですね。
a7cとの相性
コンパクトなa7cに24GMをつけるとちょっとだけフロントへービーに感じますが、バランスはけして悪くないと思います。
ボディーと合わせても1キロを下回るのでコンパクトな組み合わせと言えるでしょう。
しかしa7cと24GMで動画を撮影するときに下を向くと変な周波のような雑音が聞こえる変わった現象があります。
最初は自分だけの問題かと思ったのですが、a7cユーザー達の間では知られている問題のようです。
ちなみにA7IIIとの組み合わせではこのような問題はなかったです。
これはおそらくカメラのファームウェアで解決できるものかと思いますが、現時点ではまだのようです。
SONY 20mm F1.8 Gとの迷い
実は24GMと一番迷ったのが20mm F1.8 Gレンズです。
中古だと値段も4万円くらい安いですし、画質も24GMとそこまで差はないようで約70g軽くてひとまわり小さいです。
それより大きく違うのは画角ですね。
望遠の70mmと74mmはそんなに差を感じないですが、広角での4mmの差は比べられない程の差を感じます。
ですので個人的には20mmと24mmは別の用途のレンズだと思っています。
よく20mmはブイログなど自撮りメインをされる人におすすめされることが多いです。
一方で24mmは自撮りもそうだけど、色んな作品撮りにも使えて使い道がより広いとされています。
私の場合、今まで16-35mm F4を使っていたのである程度その代わりのレンズを役割ができるレンズが欲しかったので、もう少し使い道がありそうな24GMを選んだわけです。
プラス4万円でGMレンズを使えるというのも大きかったですね。。
前にも言ったように20mm F1.8は別の用途のレンズと考えていますので、別の機械にポチるかもしれませんね💧
最後に
つい最近SAMYANGから24mm F1.8レンズが発売されましたね。
SAMYANGは私が知る唯一の韓国のカメラレンズ製造メーカー。
今まで一度も使ったことはないけど、品質もそこそこ良く値段も手頃なので結構人気があるらしい。
その24mm F1.8の重さは230gで24GMに比べて半分くらいの重量とサイズ。
値段も6万円を切るのでGMに比べて4割の値段で買える。
最近はTAMRONの17-28mm F2.8も欲しくなり、24GMの代わりにSAMYANGの24mm F1.8とTAMRONの17-28mm F2.8を手に入れることも考えたりします💧
SAMYANGの24mm F1.8は開放の画質が少しあまいと言われているし、周辺減光が24GMより明らかにあってちょっと迷うところです。
もうG Masterレンズを経験している上でレベルを下げるのはなかなか難しくなりそうです。ははは
神レンズだと呼ばれるSONY 24mm F1.8 GM レンズはまさに神レンズだと思います。
お値段、使いやすさ、画質、描写力、全てのバランスがよく予算が許す限りみんなにおすすめできるレンズです!
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