リモートワークを始めてからもう6年たちます。
今はコロナの影響で、在宅でお仕事をされている方も増えていると思います。
自分は元々在宅勤務だったので、特に働き環境に大きい変化はないですが、安心して外に出られない今の状況はさすがにつらいです。
私の場合、海外にいるチームと毎日コミュニケーションをとりながら仕事をしているので、スムーズなコミュニケーションはとても重要です。
そこで、今まで色んなツールを試した中で最終的に定着した、リモートワークに特化したツール(ソフト)をご紹介します。
Slack – 最強チャットメッセンジャー

簡単に言えば、これはLINEのようなチャットメッセンジャーです。
ただ、Slackは仕事に特化しているツールなので、プライベートで使われる方は少ないと思います。
多数の相手と会話が簡単にできますし、一つの会話の中で別のスレッドが作れて、色んな話題の会話を同時に進められるので、すごく便利です。
他にもグループのチャット、ファイルの共有、優れた過去のチャットの検索機能など、仕事用のチャットツールとしては、現在世界トップのものだと思います。
ただ、チャットって気軽に会話ができる分、作業の邪魔になったりするので、そこが大きい弱点かなと思います。
もちろん邪魔されないように設定もできますが、それだったら消した方が良いと思うので、個人的にはあんまり意味のない設定かなと思います。
チャットが効率的なところもあれば、そうじゃないところもあるので、他にも目的それぞれに適したツールを使っています。
Trello – タスクマネジメント

今の仕事で一番使うツールのTrelloです。
ぶっちゃけ、Slackのようなチャットツールがなくても、私の作業の内容からするとこれだけあれば、作業のスケジュール管理も全部できますし、自分のタイミングでチームとのコミュニケーションがとれるので、私のリモートワークにあたって一番依存している、ありがたいツールです。

↑このように、チーム全体の作業の内容、進行のながれがひと目でわかります。

基本的な機能を一人、もしくは少数のテームで使うには無料ですが、それ以上の機能やコラボレーションを求められる場合はアップグレードが必要になります。
Notion – 万能な情報管理ツール

NotionはTrelloとはちょっと違いますが、マニュアルなどの書類をチームコラボして管理したり、チームの目標や計画をたてたりもできる、情報管理ツールです。
Trelloは作業のながれをつかむに優れてますが、何か長期間で保管しておきたい情報や書類がある場合には向いてないので、そういう時はNotionを活用しています。
自由度も高いですし、使えるテンプレートがたくさんあるので、どんな形の文書でもサクサクっと作れます。

↑Trelloのメイン機能であるタスクマネジメントがNotionでも再現できるので、会社では万能的なNotionを押してる雰囲気です。
機能がちょっとありすぎて、全部使えるようになるには時間がかかりそうですが、基本的にユーザのことを思って設計されているソフトな気がしますので、慣れると使いやすいと思います。

一人で使うには無料なので、気軽に始められるところが良いです!
Clubhouse – エンジニアの作業管理ツール

ClubhouseはTrelloと同じタスクマネジメントのツールですが、コードの作業に特化しているのが大きい違いです。
チームの半分くらいがエンジニアなので、チームのコード作業の状況が簡単に共有できるこういったツールは、リモートワークを追求する私たちの会社としてはなくてなならない必須ツールです!
Githubというコード管理プラットフォームとも連携されていて、すごく便利です。
Zoom – グループビデオ通話ツール

今になってはみなさんご存知のはずのビデオ通話ツール、Zoomです。
元々有名なツールでしたが、コロナで自粛生活が続いてから世界で、特に日本で注目を浴びているようですね。
スカイプ、FACETIMEなどビデオ通話は前からありましたが、Zoomのようにグループビデオ通話に特化したものはあんまりなかったと思います。
うちでは月一回の会社全体のミーティングで活用しています。

生活感を出したくない人には、後ろの背景を変えられる面白い機能もあります。

40分以下だったらグループミーティングが無料でできるので、すごくありがたいですね!
Harvest – 請求、作業時間管理ツール

請求書を発行、管理するために使っているツールです。
とても使い方が簡単でわかりやすいので好んで使っています。
請求先が一つである場合は、無料です。
請求先が多数あるフリーランサーの方や、企業には有料プランへのアップグレードが必要になります。
私の勤め先は海外にあるので、こういった請求ツールを使って毎月会社に請求をしています。
日本での確定申告のために、freeeというソフトも使ってますが、こちらにも請求機能があると思いますので、日本語で請求をされる方はfreeeなどのツールで良いと思います。
Zendesk – 顧客サポートツール

Zendeskは顧客サポートに使うツールです。
これを私が使うことはないですが、IT会社にはあってはならないようなツールなのでご紹介しておきます。
うちはソフトを作る会社ということで、バグというソフトの不具合がお客さんからひんぱんに報告されます。
一個一個の問い合わせの内容を「チケット」と読んでまして、そのチケットを効率的に処理できるように作られたツールです。
これを使って、お客さんから報告されたバグをエンジニアたちにワンクリックで知らせて問題点を解決していくのです。
商品の改善とお客さんの満足につながる、ソフトを作る会社にとってはなくてはならない、不可欠なツールです!
最後に
今回はリモートワークで最も大事になってくるコミュニケーションを効率よく、よりスムーズにさせてくれるツールを紹介いたしました。
私は英語を使う会社で勤めているので、英語ベースのツールの紹介になりましたが、日本語に特化した日本製のツールもたくさんあると思いますので、ご参考程度にしていただければ幸いです。
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