4年前にニュージーランドで購入して愛用してきたカメラがPanasonicのLUMIX G8 (G85)。
2016年に発売されて値段の割に性能が高すぎることから世界的に大ヒットをしたマイクロフォーサーズのミラーレスカメラ。
そいつを日本に来てからよりいい画質を求めて、これもまた大ヒット作であるソニーのA7IIIというフルサイズカメラを買うために手放すことに。
カメラをフルサイズに変えて満足はできていたけれど前のカメラ(LUMIX G8)に比べて悪くなったところもある。それは手振れ補正の性能。
フルサイズカメラはセンサーが大きいため手振れ補正に限界があるというのはよく聞く話。
だけど思った以下の性能だった。。。
ある日、前に撮った動画を振り替えて見てみると手放したLUMIX G8の手振れ補正の優秀さを改めて知ることに。
ジンバルを使えば解決する問題かもしれないけど日常的に使うには無理がある。
ということでこのLUMIX G8を発売から5年後が経った2021年にまた買ってしまったのです。
この記事ではLUMIX G8を再度購入した理由を、そしてこのカメラの良さをみんなに伝えていきたい!
優秀な手振れ補正
LUMIX G8はマイクロフォーサーズセンサーを搭載したカメラなのです。
マイクロフォーサーズセンサーはフルサイズカメラの1/4サイズになるのでそれなりの弱点はあります。
反対にセンサーが小さいおかげで手振れ補正の性能が高い。
4年前に最初にG8を購入した時には 『こんなもんか』 という感じでその手振れ補正の能力を当たり前にしてました。
でもその後いろんなカメラを試してからG8の手振れ補正がどれだけ優秀だったか実感することができました。気づくの遅い。。。
高い操作性
これは個人的に使った経験があるので使ったことのない方にはあんまり参考にならないかもですが、今まで使ったカメラの中で使いやすさとしてはダントツトップのカメラだと言えます。
本当にユーザーのことをよく研究されて仕上げたカメラなんだなって感じるところが多く他のメーカーさんも参考にしてほしいくらいです。
最初に買った時も説明書要らずでサクサクと使えたような。

古いカメラとは信じられないくらいにタッチでほとんどが操作できます。
最近発売されるカメラもタッチ機能はメニュー選びの時には使えなかったりするので5年前にこれを実現したPanasonicさんの技術力には頭が下がります🙇♂️🙇♂️

C1、C2を使うとカスタム設定がセットでセーブできるのでカスタムモードの切り替えが早くできて便利。
ボディのデザインもクラシックモダンな感じで飽きなくて良い。
強いて言えばレンズマウントボタンの位置のせいでレンズの交換に少し手間がかかるくらいでしょうか。
自然な色合い
キャノンの色の表現力はナチュラルで好まれる方が多いようですが、個人的にはLUMIXも負けてないと思っています。
特にオートホワイトバランスがとても正確でカメラから撮って出しでも十分使える写真が撮れます。
下の写真は25mm F1.7の単焦点レンズでRAWで撮影した撮って出しの写真です。
色の補正をしなくても実物に近い写真が撮れるのは本当に素晴らしい。



キットの標準ズームレンズでもかなりシャープな画が撮れます。
12-60mmなのでフルサイズで言うと24-120mm相当の万能な画角。
他の機種のキットレンズと同じくF値が画角により変化するので理想的ではないけど、手軽な価格でコンパクトなので納得のいく妥協点かと思います。
手軽なサイズ
LUMIX G8はバッテリーを入れて505g
程度の重量になります。
一眼カメラの形でありながらかなりコンパクト。

センサーが小さいのでレンズも小さくて軽いものが多い。
明るくて重たいレンズもあるけど、せっかくコンパクトなカメラには大きいレンズを付けるのは望ましくないんですよね。
望遠レンズもフルサイズのものに比べて半分以上に小さかったりするので、コンパクトさというのはマイクロフォーサーズカメラの大きいメリットではないでしょうか。
カメラが重たかったり大きいと気軽に持ち出せないので、このコンパクトさは嬉しいです!
手ごろな価格
ルミックスG8は現在Amazonで標準ズームレンズキットで85000円
程度で購入することができる。
ボディのみだったら7万円を切るのでかなりお得。
防塵防滴のミラーレスカメラの新品が7万円を切るのは素晴らしい✨

中古であれば5万円でボディが買えちゃうので少し悩まされましたが、念のためと思って新品を近くのお店で購入しました。
実はG8を最近改めて購入してからG99というより最新のカメラを知りました。
ですが、結果的にはやっぱりG8で良かったかと思います。
というのもG99はG8のアップグレード版でありながらG8より20-30g重くなっただけなので魅力的ですが、G8に比べて6万くらいお高いのです。
加えて、かなり残念なところはG99の方が4K動画撮影のクロップ率がG8より高い🤦♂️
12mmのレンズで4K動画を撮るとするとG8の場合26mmくらいの画角になるのに対してG99は30mmくらいの画角なるということです😱
改善されたところよりも4K動画のクロップ率が高い弱点の方が目立ってしょうがないんですよね。
なので個人的にはG99を買う予算があるならプロ級動画機のGH5を選ぶかと思います。
- ルミックス G8 標準ズームレンズキット https://amzn.to/30ntXU7
- ルミックス G Vario 12-60mm F3.5-5.6 標準ズームレンズ https://amzn.to/3caOux8
- ルミックス G 25mm F1.7 単焦点レンズ https://amzn.to/3nf2JHP
どんな人におすすめ?
今のメインカメラはソニーのA7Cです。
そこでもう一台手軽に使えるカメラとして手振れ補正の優秀さをよくわかるルミックスG8を選びました。
サブカメラの感覚ですが、正直普段使いとしてはG8だけで十分だと思います。

自分の場合、暗い場所や室内ではフルサイズのカメラを使うようにしています。
ボケ味が効いた写真や映像が撮りたい時にもフルサイズカメラを選ぶことが多いです。
マイクロフォーサーズカメラでも十分ボケ味のある画を作ることはできますが、そのためにはよっぽど明るいレンズでないと難しいのでレンズが重く、高くなっちゃいます。
そうなるとコンパクトなマイクロフォーサーズカメラの良さが消えてしまうので、それぞれのいいところをうまく活用して使い分けることを個人的にはおすすめします。
ひとつ言えるのはセンサーが小さいカメラの方が手振れ補正の性能が優秀とのことです。
- スマホしか持っていないけどより良質な写真や動画が撮りたい方
- コンパクトで良質な画が撮りたい方
- 10万円以下で万能なカメラをお探しの方
- 高い性能の手振れ補正が必要な方
動画の作例
LUMIX G8で撮った動画が私たちのKumara Roadチャンネルに投稿してありましたのでリンクを貼っておきます。
すべて標準キットレンズの12-60mm F3.5-5.6で撮影した映像になります。
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